台湾最大級のポイントサービス セブンイレブン Open point の現状

セブンイレブンポイント

会員数1300万人突破!加盟企業16社からなる台湾最大級のポイントサービス

2021年5月台湾のセブンイレブンの運営企業 統一超商 は康是美(Cosmed)、ミスタードーナッツ、博客來など16企業が加盟するセブンイレブンポイントサービスOpne pointの会員数が1300万人を突破したと発表しました。人口約2200万人の台湾においてこの会員数1300万という数値は驚くべき数となります。

異なる業種の16企業が加盟し。1つアプリで多様な消費活動が可能に

セブンイレブンOpen pointは2004年に7Eleven icashカードのサービスを開始以降利用者と加盟企業を増やし続け、現在は7 Eleven icashカードとOpen pointアプリを中心とした台湾最大級のポイントサービスとなりました。
加盟企業はドラックストア最大手の康是美(Cosmed)、百貨店の統一百貨と夢時代、スーパーマーケット業のカリフールと聖徳科斯、ホームセンター業の光南、ガソリンスタンド業のSmile加油站、フィットネスジムやスパを運営するBEING、オンラインブックストアの博客來、そして外食産業のミスタードーナッツやコールドストーン、21風味館、聖娜など多様な業種の企業が参加しており、このOpen pointで生活に必要な物が全て揃いOpen point内のポイントはこれら全ての企業で貯めることが可能でそのためたポイントは商品交換クーポンや現金値引などに利用することができます。

徹底的なユーザー目線の改善

台湾7 Elevenは2019年にこのポイントサービス事業に6,911万台湾ドル(約2億7千万日本円)の投資を行いサービスの改善に力を入れその結果15ヶ月間で600万以上の会員を獲得、会員数の倍増に成功しました。
この2019年から行われている改善は徹底したユーザー目線の改善で台湾人の生活習慣に併せた改善となっております。
例えば台湾ではコンビニコーヒーをまとめ買いする習慣がありそのまとめ買い記録をアプリ内で管理できるようにしたり、ネットショップで購入しコンビニ受け取りをする際の配送状況がアプリ内で確認できる、電子レシートの記録がアプリで確認できるなどと言った生活習慣い沿った改善に留まらずアプリ内でNGO団体や慈善活動団体に募金ができるなど様々な改善が行われました。

統一超商AI部門の張家華は台湾メディア数位時代のインタビューで「ツールを変化させることが大切なのではなく、消費者の要求と加盟する企業やアプリ運用側の要求双方を調整することが大切です」と語っており、今後のさらなる改善が期待されます。

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